「英検を受けたいけれど、勉強がなかなか続かない」
「最初は頑張ろうと思っていたのに、いつの間にか教材を開かなくなってしまった」
「子どもに英検の勉強をしてほしいけれど、声をかけないとなかなか始めない」
英検に向けて勉強を始めても、思うように続かないことはありますよね。
そんなとき、
「もっとやる気を出さないと」
「自分は意志が弱いのかな」
と考えてしまうことがあります。
でも、英検の勉強が続かない理由は、やる気だけとは限りません。
何から始めればいいか分からない。
1回の学習量が多い。
教材が今のレベルに合っていない。
試験日までの計画が曖昧。
学校や仕事、ほかの予定との時間配分が難しい。
同じ勉強方法ばかりで取り組みにくくなっている。
こうした理由で止まっていることもあります。
続かないときに大切なのは、
「もっと頑張るにはどうすればいい?」
と考えることだけではありません。
まず、
「どこで止まっている?」
と考えてみることです。

止まっている場所が分かれば、学習量を減らしたり、教材の難易度を見直したり、勉強方法を変えたりできます。
「続けられないから英検に向いていない」と決める前に、今の勉強方法を一度整理してみましょう。
英検の勉強が続かないときは「やる気」だけの問題と考えない
英検の勉強が続かなくなると、
「自分は意志が弱いのかな」
「うちの子は勉強する気がないのかな」
と思ってしまうことがあります。
ただ、英検対策では、受験する級などに応じて確認する内容が複数あります。
英単語。
文法。
リーディング。
リスニング。
ライティングやスピーキングなど。
必要になる内容は受験級によって異なりますが、
「英検の勉強をする」
という目標だけでは、今日何をすればいいのか分からなくなることがあります。
たとえば、
単語帳にする?
問題集にする?
リスニングをする?
過去問を解く?
と迷っているうちに、始めること自体が面倒になることもあります。
これは単純に「やる気がない」とは言い切れません。
何をすればいいか決まっていないため、始めにくくなっていることも考えられます。
また、
「毎日1時間やる」
「問題集を毎日10ページ進める」
と最初から大きな計画を立てると、予定どおりできない日が入っただけで計画が崩れることがあります。
続けることを考えるなら、
予定どおりできない日があっても戻れる計画
にしておくことも大切です。
英検の勉強が続かないときに考えたい8つの理由
1. 何から勉強すればいいか分からない
「英検○級を受けたい」という目標はあっても、今日何をすればいいのか決まっていないことがあります。
単語なのか。
文法なのか。
リスニングなのか。
過去問なのか。
教材が多いほど、かえって迷ってしまうこともあります。
そんな場合は、
「今日は英検の勉強をする」
ではなく、
「単語を10個確認する」
「文法問題を5問解く」
「リスニング問題を1セットやる」
など、行動まで小さくしてみましょう。
教材を開いてから何をするか考えなくてよい状態を作っておくと始めやすくなります。
2. 1回の学習量が多い
英検を受けると決めたときに、大きな学習計画を立てることがあります。
「毎日1時間」
「単語を毎日50個」
「問題集を毎日10ページ」
などです。
その量を無理なく続けられるなら問題ありません。
ただ、学校や仕事、部活動、習い事など、ほかの予定によって使える時間が変わることもあります。
1日できなかった分を翌日に足していくと、どんどん量が増えてしまいます。
続けることを優先するなら、
忙しい日でも取り組めそうな量
も用意しておくとよいでしょう。
3. 教材が現在のレベルに対して難しい
教材を開いても知らない単語ばかり。
文法の説明を読んでも分からない。
過去問を解いても、なぜ間違えたのか分からない。
そんな状態が続くと、教材を開くこと自体が負担になることがあります。
目標級を変えなければならない、という意味ではありません。
必要であれば、
目標までの途中に基礎を確認する段階を入れる
という考え方もできます。
受験する級の最新の試験内容や過去問を確認しながら、自分がどこで止まっているのかを見てみましょう。
4. 単語学習が単調になっている
英検に向けて英単語を覚えていても、
単語帳を開く。
英語を見る。
日本語訳を見る。
また次の単語を見る。
という学習だけでは取り組みにくい人もいます。
そんな場合は、
音声を聞く。
クイズ形式にする。
単語カードを使う。
アプリを利用する。
など、学習方法を変えてみることもできます。
特に「英検全体ではなく、英単語の暗記だけがどうしても続かない」という場合は、単語学習にゲーム感覚を取り入れる方法もあります。
5. 問題集を最初から全部やろうとしている
問題集を買うと、
「最初のページから最後まで全部やらないと」
と思うことがあります。
もちろん、順番に進める方法が合う教材もあります。
ただ、苦手な部分がある程度分かっているなら、必要なところを重点的に確認する方法もあります。
教材を終わらせること自体を目的にするのではなく、
今の自分に必要な学習は何か
を考えてみましょう。
6. 試験までの学習計画が曖昧
試験まで数か月あると、
「まだ大丈夫」
と思って後回しになることがあります。
そんな場合は、試験日だけを見るのではなく、
「今月はここまで」
「今週はこの範囲」
「今日はこれ」
と小さく分けてみましょう。
計画は自分を追い込むためではありません。
試験日と今日の学習をつなげるために使います。
7. 同じ勉強方法だけを続けている
紙の問題集が使いやすい人もいれば、アプリのほうが始めやすい人もいます。
音声を使ったほうが取り組みやすい人もいます。
評判のよい教材でも、自分には使いにくいことがあります。
説明が多すぎる。
問題量が多い。
文字ばかりで取り組みにくい。
反対に、説明が少なくて理解しにくい。
そんな場合は、
「なぜこの教材を開かなくなった?」
と考えてみましょう。
原因が分かれば、次に選ぶ方法も考えやすくなります。
8. 受験する目的が自分の中ではっきりしていない
特に子どもの英検学習では、
「なぜこの級を受けるのか」
が本人の中ではっきりしていないこともあります。
保護者が受けてほしいと思っていても、本人は目的を十分理解していないかもしれません。
そんなときは、
「なぜ受けるの?」
と問い詰めるのではなく、
「いつ受ける予定?」
「この級を受けることをどう思っている?」
「どこが大変?」
など、現在の状況を一緒に確認してみる方法があります。

英検の勉強を続けやすくする7つの方法
1. 1回の勉強量を小さくする
勉強を続けたいからといって、最初から長時間を目標にする必要はありません。
単語を少し確認する。
問題を数問解く。
短いリスニングをひとつ聞く。
というところから始めても構いません。
短時間だけで十分な英検対策になる、という意味ではありません。
ただ、勉強が止まっている状態から再開するときは、最初のハードルを下げる方法があります。
忙しい日は少なめ。
余裕のある日は少し増やす。
というように調整してみましょう。
2. 「英検を勉強する」ではなく今日やることを決める
「今日は英検を勉強する」
だけでは、具体的な行動が分かりません。
そこで、
「単語帳の20〜30番を見る」
「文法問題を5問解く」
「リスニングを1セットやる」
のように決めます。
さらに始めにくい場合は、
「教材を開く」
「音声を1つ再生する」
くらいまで最初の行動を小さくしてもよいでしょう。
3. 試験日から逆算する
試験日が決まっているなら、そこから現在までを大まかに分けてみましょう。
試験前に問題形式を確認する。
その前に苦手分野を確認する。
単語や基礎を進める。
今週することを決める。
というように、大きな予定から小さくします。
ただし、
「この計画なら必ず合格できる」
というものではありません。
現在の英語レベルや受験級、得意・苦手によって必要な学習は変わります。
4. 苦手なところを確認して優先順位を決める
英検対策を全部まとめて考えると、やることが多く見えてしまいます。
そこで、
単語。
文法。
リーディング。
リスニング。
そのほか受験級で必要になる内容。
というように分けて考えてみましょう。
「何が苦手か」
「どこでよく止まるか」
が分かれば、優先する学習を決めやすくなります。
最新の試験内容や問題形式については、受験する級の公式情報も確認してください。
5. 教材の難易度を見直す
教材を使っていて、
説明を読んでも理解できない。
知らない単語が多すぎる。
解説を読んでも間違えた理由が分からない。
という状態なら、教材の難易度を確認してみましょう。
目標級の教材だけにこだわらず、必要に応じて基礎へ戻る方法もあります。
逆に、簡単すぎて作業のようになっている場合は、今のレベルに合う教材を探すことも考えられます。
6. 学習方法に変化をつける
英検対策をひとつの教材だけで行う必要はありません。
単語帳。
問題集。
音声。
過去問。
アプリ。
クイズ形式。
など、それぞれ役割を分けて使う方法があります。
たとえば、
単語は短時間で確認しやすい方法。
問題形式の確認には過去問。
聞く練習には音声。
というように分けることもできます。
自分が使いやすい方法と、必要な学習内容の両方から考えてみましょう。
7. 学習した内容を振り返る
勉強時間だけを記録すると、
「今日は10分しかできなかった」
と時間ばかり気になることがあります。
そこで、
何を学んだか
どこを間違えたか
次に何を確認するか
も簡単に残してみましょう。
「単語20個を確認。5個間違えたので次回もう一度」
「リスニング1セット。後半が聞き取りにくかった」
くらいでも構いません。
細かく記録することが負担なら、一言だけでも十分です。

それでも続かないなら「勉強を始めるまで」を見直してみる
ここまで工夫しても続かないなら、
「勉強中」
だけでなく、
「勉強を始める前」
も見てみましょう。
机へ行く。
教材を探す。
ノートを用意する。
今日やるページを決める。
音声教材を探す。
こうした準備が多いと、
「あとでやろう」
となることがあります。
そんな場合は、
使う教材をすぐ取れる場所に置く。
今日やるページに付箋を貼る。
前日の最後に次の問題へ印をつける。
アプリならすぐ開ける状態にする。
など、始めるまでの手間を減らしてみましょう。
そして、もうひとつ覚えておきたいのが、
一度止まっても再開してよい
ということです。
3日できなかった。
1週間空いた。
計画より遅れている。
そんなときも、
「もう続かなかった」
と決める必要はありません。
今日から少し再開すれば、そこが新しいスタートになります。

英検対策は1つの教材だけで全部やらなくてもいい
英検対策というと、
「英検用の教材をひとつ決めて、最初から最後までやらないと」
と思うかもしれません。
でも、学習内容によって使いやすい教材が違うこともあります。
単語は繰り返し確認しやすい方法を選ぶ
紙の単語帳。
単語カード。
アプリ。
音声。
方法はいろいろあります。
大切なのは、
「人気があるか」
だけではなく、
自分が繰り返し確認しやすいか
です。
英単語の暗記だけが特に続かない場合は、ゲーム感覚を取り入れる方法も選択肢になります。
→ 英単語をゲーム感覚で覚える方法と、復習するときのポイントを見る
文法や基礎は現在のレベルに合った教材を使う
英検問題を解いていて基礎部分で止まる場合は、英検問題だけを繰り返すより、分からない部分へ戻ったほうが理解しやすいことがあります。
「受験する級の教材だから」
という理由だけではなく、
説明を読んで理解できるか
も確認してみましょう。
問題形式の確認には過去問を使う
過去問は、
どんな問題が出るのか。
どこで間違えやすいのか。
どのくらい時間がかかるのか。
などを確認する材料になります。
ただし、解いて点数を見るだけではなく、
「単語で止まった?」
「文法?」
「聞き取り?」
など、次に学ぶことを見つけるためにも使えます。
受験級の最新の試験内容や過去問は、英検の公式情報を確認してください。
普段の学習にはアプリを取り入れる方法もある
問題集を開くまでが負担なら、スマートフォンやタブレットで使える英語学習アプリを試す方法もあります。
一方で、
通知が気になる。
ほかのアプリを開いてしまう。
画面での学習が合わない。
という人もいます。
「紙とアプリのどちらが優れているか」ではなく、
自分が必要な学習へ取り組みやすいのはどちらか
で考えてみましょう。

単語帳や問題集とは違う学習方法を試してみるのもひとつ
勉強量を調整したり、今日やることを決めたりしても取り組みにくい場合は、学習方法そのものを変えてみる方法があります。
そのひとつが、ゲーム要素を取り入れた英語学習です。
スコアやステージなどがあることで、
「少しやってみよう」
と始めるきっかけになる人もいます。
ただし、
ゲームなら英検の勉強が続くというわけではありません。
ゲーム要素を見るときも、
実際に何を学べるのか。
現在の英語レベルに合うか。
英検学習のどの部分に使うのか。
を確認することが大切です。
ゲーム要素のある英語学習ならRisdomも選択肢
単語帳や問題集とは違う方法も試してみたい場合は、ゲーム要素を取り入れた英語学習サービスを比較する方法もあります。
そのひとつが、Risdom(リズダム)です。
Risdomは、ベネッセとSEGA XDが共同開発したゲーム型英語学習アプリです。
英語学習とリズムゲームを組み合わせているため、
「問題集だけではなく、ゲーム要素のある方法も見てみたい」
という場合に比較できるサービスのひとつです。
ただし、英検目的で利用するなら、
「ゲームがあるから」
だけで選ぶのではなく、
受験する級に対してどの範囲を学べるのか。
実際にどんな内容へ取り組めるのか。
過去問など別の対策も必要か。
といった点まで確認しておきたいところです。
Risdomが英検のどのレベルに対応しているのか、どのような学習に使えるのかを詳しく確認したい場合は、英検向けに整理した記事があります。
→ Risdom(リズダム)の英検対応レベル・学習内容・使うときの注意点を確認する
子どもの英検の勉強が続かないときに保護者ができること
子どもの英検学習が続かないと、
「英検の勉強した?」
「今日もやってないの?」
と声をかけたくなることがありますよね。
試験日が近づくと、保護者のほうが気になってしまうこともあります。
そんなときは、
「どうしてやらないの?」
だけではなく、
「どこで止まっている?」
と一緒に確認してみる方法があります。
たとえば、
「何をやればいいか分かる?」
「この問題集、難しすぎない?」
「単語と文法ならどちらが取り組みやすい?」
「どのくらいならできそう?」
「分からないところはある?」
などです。
理由が見えてきたら、
問題が難しい
→ 基礎へ戻る
量が多い
→ 1回分を減らす
教材が使いにくい
→ 別の方法を比較する
始めるまでが大変
→ 準備を減らす
一人では分からない
→ 質問できる環境を考える
というように整理できます。
また、
英検を受けることを本人がどう考えているか
も確認しておきたいところです。
保護者が受けてほしいと思っていても、本人には目的がよく分からないこともあります。
「なぜこの級を受けるのか」
「いつ受ける予定なのか」
「本人はどう考えているのか」
を一度話してみてもよいでしょう。

英検の勉強が続かないときによくある質問
英検の勉強は毎日しないとダメ?
必ず毎日同じ量を勉強しなければならないわけではありません。
学校や仕事、部活動などで使える時間が変わることもあります。
大切なのは、
「1日休んだから終わり」
と考えないことです。
できない日があっても、また再開できます。
ただし試験日は決まっているため、現在のレベル・目標級・試験までの期間を踏まえて必要な学習を整理しておきましょう。
1日何分くらい勉強すればいい?
一律に「1日○分」と決めることはできません。
目標級。
現在の英語レベル。
試験までの期間。
苦手分野。
使える時間。
などによって必要な学習量は変わります。
「毎日○分」という数字だけを先に決めるより、
「試験までに何を学ぶ必要がある?」
「今週は何をする?」
と考えるほうが具体的です。
英単語だけ勉強していても大丈夫?
英単語は英語学習の大切な要素ですが、英検では受験級によって複数の技能や問題形式があります。
そのため、
「単語だけやれば十分」
とは言えません。
一方で、
「今週は単語を重点的に確認する」
というように、一定期間ひとつの分野を重点的に学ぶ方法はあります。
受験する級で必要になる最新の内容は、英検の公式情報も確認してください。
過去問はいつから始めればいい?
過去問を始める時期は、現在のレベルや試験までの期間によって変わります。
早い段階で一度問題を見て、
「どんな問題が出る?」
と確認する方法もあります。
大切なのは、過去問を解くことだけを目的にしないことです。
間違えたところから、
「単語が足りない」
「文法を確認したい」
「聞き取りで止まっている」
などを見つけ、次の学習につなげましょう。
ゲーム型の英語学習でも英検対策に使える?
ゲーム要素があるかどうかだけではなく、
実際に何を学べるか
で考える必要があります。
英検で必要な内容の一部を学べる教材なら、普段の学習へ取り入れられる場合があります。
ただし、受験級によって必要な内容は異なります。
ゲーム型教材ひとつですべての英検対策が完結するとは限りません。
自分が必要としている学習に使えるかを確認して選びましょう。
まとめ|英検の勉強が続かないときは「どこで止まっているか」を見直そう
英検の勉強が続かない理由は、ひとつとは限りません。
何をすればいいか分からない。
1回の学習量が多い。
教材が難しい。
単語学習が単調。
試験までの計画が曖昧。
今の勉強方法が合っていない。
こうした理由が考えられます。
だからこそ、
「もっとやる気を出さないと」
と考えるだけではなく、
「自分はどこで止まっている?」
と確認してみてください。
量が多いなら小さくする。
教材が難しいなら基礎へ戻る。
試験までの流れが見えないなら逆算する。
単語帳だけでは取り組みにくいなら、音声やアプリなど別の方法も試してみる。
そして、
「何時間勉強したか」
だけではなく、
「何を学んだか」
「どこを間違えたか」
「次に何を確認するか」
まで振り返ってみましょう。
特に英単語学習だけが続かない場合は、クイズや音声、ゲーム感覚を取り入れる方法もあります。
一方で、単語帳や問題集とは違う英語学習方法そのものを探している場合は、ゲーム要素を取り入れたRisdomのようなサービスを比較する方法もあります。
Risdomは、英語学習とリズムゲームを組み合わせたゲーム型英語学習アプリです。
英検目的で気になった場合は、まず受験する級に対してどのような学習に使えるのかを確認してから判断するとよいでしょう。
英検対応だけでなく、
「Risdomは実際にどんなサービス?」
「口コミや料金は?」
「デメリットも確認してから考えたい」
というところまで気になった場合は、サービス全体をまとめたページで確認できます。
→ Risdom(リズダム)の口コミ・料金・デメリットを含めて総合的に確認する
英検の勉強は、一度止まったら終わりではありません。
今の方法が合わなければ、量や教材、取り組み方を変えてまた始めることができます。
「続かなかった」で終わらせず、「どこなら変えられそう?」というところから考えてみてください。

